立春、山菜の天ぷらで呑む!
    立春、山菜の天ぷらで呑む!

2月4日
 立春、天気が良い。青空だ、暖かい。いつもの散歩、秦野の弘法山ハイキングコースに行く。

 鶴巻温泉駅から30分ほどで吾妻山(あづまやま)に着く。吾妻神社の碑がある。ここは、「古事記」に伝える日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の悲痛な挿話に因んで名付けられたと言われている。

 東征のとき日本武尊は、走水の海(浦賀水道)で海の神のいけにえになった妃の弟橘姫(おとたちばなひめ)を「吾妻はや(私の愛する妻はなあ・・)」と忍んだ。*「あづま」は東の国と吾妻(吾が妻)との掛詞となっている。

 注:古代ではとは、配偶者をいう。男からみて愛する妻のことをいう。女からみて愛する夫のことをいう。(いも)とは、男性からみて恋しく思う女性のことをいい、「我妹子(わぎもこ)」と表現される。

 ふと、介護を交代して家に残っている我が妻のことを思う。もう何年も夫婦二人で出かけたことはない。  

 弘法山への分岐から高取山(556.3)への道に入る。今日は途中の念仏まで行って戻る。
 
 冬枯れてすっかり葉を落とした木々の幹が青空に向かって肌もあらわに伸びて、日があたり灰色に輝いている。梢越しの青空はいつも美しいと思う。

 ところどころに小ぶりな山椿の赤い花が目立ち、アクセントとなって目を楽しませてくれる。

 念仏山にはその名の通り小さなお地蔵さんが数体ある。赤い毛糸の帽子をかぶっている。この山里の村人の思いが伝わる。
 
 相模湾、江の島、箱根連山、大涌谷の白い煙などが見える。一般の登山者は気づかないが、お地蔵さんの奥の方へ行くと富士山が白く大きく見えるが、今日は気温が高いせいか、少し霞んでいつもの鮮明度がない。

 一人の登山者いる。湯を沸かし即席ラーメンを食べている。山で食うと特に旨いものだ。

 戻って弘法大師を祀る弘法山に向かう。弘法山から少し下りて羊牧場があるめんようの里に行く。ここには山小屋ふうの小さなレストランがあってジンギスカン料理が食べられる。木里館という。
 
 入口の前に小さな黒板に「2月より春の山菜の天ぷらを始めました。ふきのとう、こごみ、たらの芽、菜の花、うるい 600円」と書いてある。
 もうダメ、節約する気でいたが「食べたい」、我慢できない。入ってしまった。一組の客がいるだけで空いていた。外のテラスの席に行く。
 
 ビール小ジョッキー580円、地酒白笹鼓1合460円を頼む。天ぷらには季節の白梅の枝の花が添えられていておしゃれである。抹茶塩で食べる。節約早くも挫折!
 丹沢山塊の山々が見える。右から高取山、大山、二の塔、三の塔、塔ノ岳などが見える。お気に入りの場所である。

 権現山(243,5)に登り返す。展望台があって相模湾・三浦半島、大島、真鶴半島、伊豆半島、箱根連山、富士山などが見えて素晴らしいところである。
 ここには、バードウォッチングをする人のための場所が設けられていて、今日もカメラをかまえている人が数人いる。覗くと水場にメジロが二羽見える。

 ここから東海大学前駅方面に下りて帰る。振り返ると山の後ろはオレンジ色の夕日に映えて美しい。満足!

 17時帰宅。晩酌は焼酎のお湯割りで軽く・・・。
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