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台風も ハザードマップの 空しさよ
10月22日
 
 天皇「即位の礼」
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 高御座(たかみくら)と御張台(みちょうだい)に登壇した御姿は平安王朝時代の絵巻物を見るようでした。

 「饗宴の儀」の料理   
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 一方、庶民の私のその日の料理・・・にらレバ炒めとジャガイモ煮
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    V I P この不条理よ 民の食

10月27日
 
 このところの台風、記録的大雨は堤防の決壊、土砂崩れなど甚大な被害をもたらしている、何とも痛ましい。
 河川の氾濫の流域的災害である。

 この記録的大雨は地球の気候変動の温暖化が台風の強大化をもたらした結果と見られる。
 しかし、あの少女グレタさんの「地球温暖化防止の緊急性の叫び」に世界の政治家たちは鈍感である。*権力維持に余裕がないのである。

 特に、国土が狭く山岳の多い日本の河川の水は早く海に流れてしまうため貯水にダムの調整が必要であるが、このような大雨は海に水を逃がすのに間に合わず洪水となり、堤防の決壊をもたらすのである。
 
 歴史は変わったのだ。今までの堤防では用をなさない、もっと堅固なものにすべく予算措置をし国民を守るために無意味な想定の軍事予算なんかより、もっと税金を使うべきである。これは緊急である。
 環境大臣の進次郎よ、お前の出番だろうが、口だけではなく。安倍首相よ、今や改憲などは能天気だよ!

   政治家よ 治水対策 急ぐべし  *歴史的に政治は治水なり

 *ハザードマップを見るまでもなく、我が家は安全である。丹沢山麓から流れる小さな二つの川に挟まれた台地上に位置している。弥生時代からの集落の遺跡があった所である。
 
 相模湾に近いので水はすぐに流れ着いてしまうので、ここまでは水は上がってこない。下の低地の川を利用した水稲耕作が行われていたという。経験から得た古代人の知恵の場所である。 
 
 ここは古生代は海に浮かぶ島だったという。だから地盤がしっかりしている。地震にも強い。下にある温泉は塩分泉である。
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    我が宿は 古代の知恵の 跡に建つ
 
 *山下の家は危険である。土砂崩れのリスクがある、住宅事情の貧困さが見える。ハザードマップを意識していなかった住人が多かったという。
 
     台風も ハザードマップの 空しさよ  

 今でも田んぼが広がっている。私は坂を下りてこの川べりを散歩している。
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 今日も庶民の味・・・栗ご飯とおでん
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   運よくて 酒が呑めるぞ 今日もまた  *感謝!



 
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天青く 地は黄金色 秋盛り
 いつのまにか、10月。

10月5日
 もう、稲は刈り取られていた。*3日からは七十二候の「水始めて涸る」・・・稲刈りに備えて水田から水を抜き、乾かす時季であることを示す。
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   天青く 地は黄金色 秋盛り  

 刺身アラカルト     炒り煮干し
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10月9日
 散歩に出る。何の花か
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 昼、中国料理店で麻婆ナスと餃子で紹興酒を呑む。
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10月10日
 十三夜である。旧暦9月13日の夜のこと。十五夜の月についで美しいとされる月が昇る夜。向かって左側がほんのり欠けた姿が趣があるという。栗名月とも呼ぶ。
 
 そこで無人野菜売り場で買った山栗を食すが、あいにく曇ってて月は見えない。
           煮豚の春菊添え
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   十三夜 栗名月も雲の中

10月13日
 台風一過、青空の下、畑道を散歩する。暑い。
 大山 
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 稲が倒れている。私の影が映る 
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 色づき始めた柿の実
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   青空や 台風一過に 人むなし

 *警報が出ているのにもかかわらず被害・死者が出ているのは何とも空しい

 サバみりんと油揚げ焼き   煮干し入りピーマン炒め
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 香港のデモ、韓国の分断デモなど外国は騒がしい政情である。権力者の焦りが見える。
 
 一方、日本はおとなしい、平和である。安倍政権の驕りにデモは起こらない。
 これは日本社会の老化現象かもしれない。
 
 ワールドカップ、オリンピックと華やかだが、その後に来る景気が気になる。老化した国民が老害政治家を生かす、傾国へと虚無の風がいっそう吹きそうな気がしてならない。 
 
 *私も老害か、ただし、安倍応援団でパンを食う醜い文人になるより下手な俳人でありたい。

    ニヒリスト 今日も呑むだけ 秋の宵(酔い)   酒呑老人


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