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花と山 肴一品に 日暮れゆく     
4月20日
 20、21日は丹沢祭りである。丹沢山塊の登り口の一つである大倉にある県立秦野戸川公園に行く。折からチューリップフェアが開催されている。
 
 丹沢の二の塔・三の塔を背景としたチューリップの色彩が美しい。
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 ソメイヨシノは終わったが、その他の桜が満開である。
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   山里の 春爛漫に 目喜ぶ
 
 主峰の塔ノ岳(1490.9m)には何回も登っているので、今日は行かないで途中の大倉高原山の家(45分位)までハイキングをしながら、この時期いつものように山椒の木の芽を摘むことにする。
 
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 山の家はなくなったが、キャンプ場は使える。
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 この付近で山椒を摘む

 下山しながら、二の塔・三の塔を望む。少し曇ってきた。
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 戸川公園に戻る
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   桜下 憩う人あり 平和かな

 大倉の無人野菜売り場でキャベツとエシャレット各100円を買う。
 山椒の佃煮を作る。醤油・みりん・日本酒で煮切る
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 今日はこれで、日本酒を呑む。

   花と山 肴一品に 日暮れゆく

4月21日
 地元の公園の桜が満開だ。八重桜の一種である。
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 藤の花だ。
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 ハナミズキもいい。
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 公園の売店で地産の野菜を売っていた。山菜がある。タラの芽とイタドリとコシアブラ各150円を買う。早速、天ぷらだ。
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 タラの芽                  コシアブラ
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 イタドリ
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   山菜の 天ぷらで呑む 春うれし
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旬の味 タケノコ料理 酒旨し
4月13日
 天気がいい。大山の上は青空だ。また、山を歩きたくなってきた。
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   青空に 誘われ山に 登ろうか

 久しぶりに高取山に行くことにする。
 まだ、桜が残っている。
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   春風に 若葉に桜 目にやさし

 途中、富士を望む。
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 箱根連山遠望
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 高取山から大山を望む。
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 聖峰に向かう。
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 聖峰の桜 
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 その草原は地元民の憩いの場である。
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   青空に 桜の季節 憩う人
 
 遠く相模湾が見える。手前のマンション風の建物の隠れた所に我が家がある。家から約4時間だ。
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 下界もまだ、桜  
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 もう鯉のぼりだ。
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   鯉のぼり 子供幸あれ 青空に

 帰りに農協の野菜売り場でタケノコを買う。採りたてである。
 今日はタケノコ料理で呑もう。
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 庭で山椒の木の芽を摘み、フキも摘む。
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 キャラブキを作る
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 ヌカで茹でる               まず、刺身
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 焼きタケノコ               天ぷら
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 根元の固いところを炒め煮に、みりん醤油で味付け。  タケノコご飯
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   庭の草 肴一品に 変わるかな
   タケノコに 木の芽を添えて 旬で呑む
   旬の味 タケノコ料理 酒旨し
   ささやかな 元気老人 これが幸
 *歩数計 28980歩でした。
4月5日の花見模様 フォト俳句
4月5日
 満開を狙って、弟と弘法山に花見に行く。山越えをする、身内でも二人はアウトドア派である。アイスボックスに酒を入れ野外料理をするのでザックが重い。いい運動になる。

 若葉の道を行く。青空だ。ウグイスが鳴いている。初聴きである。
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    目に若葉 ウグイス鳴きて 春の声

 梢越しに富士が見える。今日は風が強いせいかよく見える。
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   梢越し 富士を望みて 風強し

 めん羊の里に着く。富士がいい具合に収まる。
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   桜見ず 羊のどかに 草を食む
 
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   山里に 富士を望みて 桜かな
 
 メインの花トンネルだ。
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   杖をつき 花トンネルの 道やさし
 
 丹沢の山と桜 
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   空と山 桜絵のごと 美しき

 ちょっとした広場とベンチがある。
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   桜下 春の陽に人 憩ひをり
   花の風 提灯ゆれて 心地よき
 
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   花の下 君は桜守 場所取りか

 ここで、花見酒だ。遠く相模湾が見え、反対側は丹沢の山々が見える絶景の場所である。
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    山中の 提灯ゆれて 居酒屋だ
 
 おでんに野菜を入れる。ビールは黒ラベル、他に日本酒・白ワイン・焼酎など。
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 すぐ上の桜からカップに偶然花びらが 
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   花吹雪 カップに花びら 君呑むの
 
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   満開を 肴に呑みて 桜酔ひ 

 花の時が流れ、いつの間にか人少なに
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   午後の陽に 桜静けし 花余韻

 夕日の中、ふら酔いで帰る。
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   夕日射し 黄金の空に 富士を見る

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   花帰り 夕焼け空も 桜色
   老境に 後何回の 花見かな
新元号と大友旅人
4月1日・2日
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 新元号が、「令和」と決まる。
 
 出典は万葉集である。
 巻五の「梅花の歌三十二首併せて序」からの引用。
 
 「初春の月にして、気淑く風らぐ。」から採っている。
 *春の月の美しさと空気の爽やかさを言っている。これはこれでいい文章である。
 
 あえて、政府の意図を詮索しない。
 四季の美しい日本の繁栄と平和を象徴するようでいい年号である。万葉集がいい。だが、・・・。 

 ●「令」はこの場合、「良い」という意味で「令嬢・令息」という語があるので理解できるが、しかし「命令・号令」など負のイメージが強い。 
 
 続いて「梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす。」とある。
 *梅の花の美しさと匂やかなその場の空間を比喩的にしかも官能的に表現している美しい文章である。
 
 せっかくなので、ここで、新聞・ニュース・テレビ・ネットでは触れていない全序文を見てみよう。

 ・・・・・・・・・・・・
 「天平二年正月十三日に、帥老の宅にあつまりて、宴会を申ぶ。」
 *太陽暦では730年二月八日に当たる。陰暦の旧正月である。梅の見頃である。「帥老」とは、太宰府長官の大友旅人である。旅人宅での梅見の宴会・歌会を催おす。
 
 次に、冒頭の引用文が来る。新聞のコピー
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 その後の文章
 
 「しかのみにあらず、
 (そればかりではない、)
 曙の嶺に雲移り、松は羅を掛けて蓋を傾く、
 (夜明けの嶺には雲がさしかかり、松は薄衣の雲を掛けて傘をさしかけたように見え、)
 夕の岫に霧結び、鳥は榖に封ぢられて林に迷ふ。
 (夕方の峰に霧がかかって、鳥はその霧の薄衣の幕に封じ込められて林の中に迷っている。)
 庭に新蝶舞ひ、空に故雁帰る」 
 (庭には今年の新しい蝶が舞ひ、空には去年の雁が帰って行く。)
 
 *「羅(うすもの)」は薄衣、「蓋(きぬがさ)」は傘の意、「岫(みね)」は峰、「榖(うすもの)」は羅と同意。
 *美しい自然描写である。

 「ここに、天を蓋にし地を坐にし、膝を促け觴を飛ばす。
 (そこで、天を傘にし、地を座席にし、膝を近づけ酒杯をまわす。)
 言を一室の裏に忘れ、衿を煙霞の外に開く。
 (言葉を部屋の中では忘れるほど楽しく、着物の衿を外の自然の景色に向かって開き心をくつろがせる。)
 淡然に自ら放し、快然に自ら足りぬ。
 (気楽に各自開放感の中で、愉快で満ち足りた思いである。)

 *「觴(さかづき)」は酒杯  「煙霞」は自然の景色
 *自然の景色を肴に、仲良く酒杯を楽しんでいる開放感が伝わってくる。

 この辺を意識してか、
 ☆安倍首相の談話では、「令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている。悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳しい寒さの後に春の訪れ告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、との願いを込め令和に決定した」とあるが。
 *安倍さん好みの美しい言葉であるが、はたして、この万葉集の箇所の真意はどうであろうか。

 「もし翰苑にあらずは、何を以てか情を攄べむ。
 (もし文筆でなければ、何を以てこの心情を述べることができようか。)
 *「翰苑」は文筆の意     

     ・・・中略・・・
 
 宜しく園梅を賦して、聊かに短詠を成すべし。
 (ここに庭の梅を題として、ちょっと短歌を作るのがよかろう。)

 ・・・・・・・・・・・・
 以下、官人達の三十二首の歌が続く。

 いくつかを挙げてみよう。

 正月立ち 春来らば かくしこそ 梅を招きつつ 楽しき終へめ
 春されば まづさくやどの 梅の花 ひとり見つつや 春日暮らさむ  *山上憶良
 梅の花 今盛りなり 思うふどち かざしにしてな 今盛りなり
 我が園に 梅の花散る ひさかたの 天より雪の 流れ来るかも    *主人の大友旅人
 梅の花 折りてかざせる 諸人は 今日の間は 楽しくあるべし
 年のはに 春来たらば かくしこそ 梅をかざして 楽しく飲まめ
 梅の花 今盛りなり 百鳥の 声恋しき 春来るらし
 梅の花 折りかざしつつ 諸人の 遊ぶを見れば 都しぞ思ふ
   *辺境の地から都を思う
 
 ・・・・・・・
 *春になると、都から遠く離れた太宰府、筑紫に派遣された官人達の梅見を楽しみながらも、都を恋しく思う淋しさが伝わってくる。大友旅人を筆頭に政権の主流になれず、中央の都に残れなかった左遷人事と言ってもいい人達なのである。
 
 新年号の典拠としては、いいところを採ったと思うが、真逆の政権の春を謳歌している安倍首相には、この秘められた春の悲哀が分かっていて決めたのだろうか。

 *尚、大友旅人については、前にブログで書いている。
 http://aozorasanjin.blog.fc2.com/blog-entry-142.html

 この巻五の冒頭の大友旅人の歌に、
  世の中は 空しきものと 知る時し いよよますます 悲しかりけり
とある。 
 *三十二人の思いの裏腹はそんなに美しいものではないのだ。だから花見をするのだ。酒を呑むのだ。
 
 現代に、「明日への希望」などあるのか、きれいごとではなくて、政権よ! しっかりしてくれ!

 ・・・・・・・・・・・・・
   アル中の 旅人が好きだ 俺も呑む 
   幸あれと 新元号に 願ひ込め    酒呑老人
3月末の 桜模様
3月26日
 弘法山に花見の下見に行く。
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 まだ、早い感じがする。

 途中、もうタラの芽が出ている。*秘密の場所である。田舎暮らしの醍醐味である。
 早速、天ぷらにする。初物、美味い。
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   タラの芽に 生きる嬉しさ 春の味

3月27日
 さくらの日である。
 七十二候では26日から「桜初めて開く」という。咲く(3×9=27日)の語呂合わせから制定された。
 ということで、地元の大山道の桜めぐりに行くことにする。
 
 開花宣言があったが近くの桜(ソメイヨシノ)はまだ、つぼみだ。 
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    満開の 桜待つ時 そわそわと
 
 日本人は、古来からソワソワと待ち侘びている。 
   世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし  古今集
 
 そして、散るのを惜しむ。
   ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ   古今集
 
 三春滝桜というのがあった。
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 これは満開である。

 太田道灌の墓がある。
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 境内に見事な枝垂桜がある。
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 帰り道に246沿いの例の回転寿司に寄る。
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   晩酌セット900円
 他に、茶碗蒸し・ホタルイカの酢味噌和え
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   贅沢か 花見に寄せて ささやかに

3月28日
 地元の駅の近くの桜は三分咲きぐらい 
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 東京の中野の行きつけの歯医者に行く。
 そこにある桜はもう満開に近い。
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 渋谷の母親の病院に行く。前より元気そうだ。94才、100才まで生きそうだ。
 帰りに弟と待ち合わせて新宿で呑む。日高屋である。真面目で不器用で共に貧乏である。
    生きている 元気で呑めて 言葉なし
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